20代の前半に無趣味の自分を変えるため、何か趣味でもと思いアルバイトの先輩をまねして映画をよく見る時期がありました。
いわゆる、「趣味:映画鑑賞」です。
なので、好きか嫌いかではなく、とにかく気になったものは片っ端から映画を見るという事、それと先輩のオススメをそのまま見るという事を繰り返していました。
その中で少しずつ気になりだしたのがクエンティン・タランティーノです。
最初に見たのは「パルプフィクション」で、ブルースウィルスやジョントラボルタ、ユマサーマンなどが出演し、いくつものストーリーが絡んでいくオムニバス的な映画でした。
次に見たのは「ナチュラルボーンキラーズ」で、正直あまり覚えていません。
そのあとは、皆さんもご存知の「キル・ビル」です。(布袋さんの音楽が印象的!)
総じてクエンティン・タランティーノの作風は、日本で言うところの「北野武」監督と脚本家の「宮藤官九郎」を足して2で割ったような、バイオレンスとユーモア、それとストーリーの奥深さが売りです。(映画評論家かよ!)
いままで、海外の映画を見てもタイトルをあまり重要に考えていませんでした。いうなれば効果音のようなもので、意味を調べたり、考えたりする事もありませんでした。
ところが、あまり印象に残っていない「ナチュラルボーンキラーズ(Natural Born Killers)」だけは違っていました。
結局どういうことだったのかと思いあとでタイトルの意味を調べてみると、直訳で「生まれついての殺し屋」ということでした。
確かに映画の内容は、銃をドンパチしたり人を殴ったりとそれでいて淡々としている、そんな映画だったように思われます。
なので、このときはじめてタイトルの大事さを知るようになり、ちゃんと意味を調べたり見終わった後で必ずタイトルとの関連性を考えたりするようになりました。
あとはたまにジョークまじりで「ナチュラルボーンバカ」(生粋のバカ)とか、「ナチュラルボーンドランカー」(生粋の酒飲み)だとか、映画の話が出来る人に使ったりしていました。(ただ「ナチュラルボーン○○」と言いたいだけです)
話は代わり昨日、ラッキーママが作ってくれたスペアリブを夕飯に食べていました。
僕が夕飯を食べるときは必ずラッキーは隣にいます。
何かをもらえるのを待っているのと、何かが落ちてこないかを待っています。
普段は特に何も食事中に落としたりしないのですが、昨日はスペアリブの骨の部分をつかんで食べていたら、指を滑らせてしまい骨を床に落としてしまいました。
「しまった!」と思いすぐに骨を拾いにいこうとしたのですが、既に骨はラッキーにくわえられてしまいました。
こうなるとラッキーから骨を奪い返す事は非常に困難です。なぜかというとラッキーは食べ物の中で骨がいちばんの好物で、他の食べ物でつる事も出来なければ、無理に奪い取ろうものなら歯を剥き出しにして怒り狂ってしまいます。(普段のラッキーからは想像出来ませんが・・・)
なので、あとはゆっくり噛んでもらって、飲み込まないようにそっと見守る事しか出来ません。
ものの10秒程で食べ終わると満足したのかいつものポジションにラッキーは戻っていきました。
最近はあまり固いものを与えていなかったので、ラッキーの胃がびっくりしないか心配です。
ラッキーは小さい頃から本当に骨が大好きです。(骨のガムや牛皮でできた骨も大好きです)
たぶん生まれつき骨が大好きなのだと思います。
「ナチュラルボーンラバーズ(Natural Bone Lovers)」(自然の骨が大好きです)
ちょっと強引過ぎました?